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特撰BLACK NOODLE@EAGLE NOODLE・墨田区押上

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写真: 特撰BLACK NOODLE@EAGLE NOODLE・墨田区押上

写真: 箕輪家ラーメン(並)@箕輪家中野旗艦店・中野区中野 写真: キノコクリームまぜそば@つきひ・江東区亀戸

EAGLE NOODLE
  墨田区業平2-16-11 ストークメゾン業平1階

 先月の21日に開店したばかりの新店で、水道橋の人気店「八咫烏」が九段下にあった時代、長年助手を勤めた方が店主さんだそうだ。日曜日の11時20分にお店に着くと男子小学生とそのお父さんがいるだけと空いていた。こちらのお店は最近オープンしたお店にしては珍しく、券売機はなく口頭注文の後払い式だ。メニューを見ると醤油味のBLACK NOODLE、塩味のWHITE NOODLE、それに油そばの油そばNOODLEの3本柱で、いずれも追加トッピング無しのノーマルなら800円と今時にしては安価なのが目を引く。初訪なのでメニュートップの醤油味にし、+400円でチャーシュー、味玉、ワンタンが追加される標記にした。1200円。
 それほど時間がかからず運ばれてきた丼は、麺線が非常にきれいに整えてあるのに目を奪われ、これは美味いに間違いないと確信する。麺はストレートの中細。博多ラーメンに使われるのと同じような低加水のパツパツ、ザクザクとした麺を、博多ラーメンでいうヤワぐらいに気持ち長い目に茹でてあるが、それでもほどよい歯応えがあって、こういう使い方があるのかと感心した。聞くところによると菅野製麺所の麺らしい。スープは鶏、豚とは言い切れない非常に複雑な味わい。何らかの魚介+牛の何か+何種類かの香味野菜も使っているように感じたが果たしてどうだろうか。また、表面に浮く小さな油滴状の香味油は鶏油でないことは分かるが、これも正体不明だがスープの香りと味に大きく影響しているように思う。オープン直後の各種レビューを見ると、牛コンソメとかバター風味とか書かれているものが多いが、今回は馬鹿舌のせいなのかそういったものは一切感じなかった。また、カドは取れているものの醤油の風味もしっかりと感じられ、何故かレンゲが止まらなくなるやばいスープだ。具材は、オープン直後の写真と比べると一部変更があったようだ。今回載っていたのは、チャーシューはどちらもレアチャーで肩ロースが1枚、リブロースが2枚。一言で言うなら肩ロースはジューシー、リブロースは肉の旨味十分。チャーシューの下には小指の先ほどの大きさほどの餡がぎっしりと詰まったワンタンが2個隠れている。餡は豚挽肉やエビではなく、珍しいことに鶏挽肉。爽やかな紫蘇の風味が漂うあっさり味のワンタンだ。味玉は、流れ出しそうだが実はゼリー状にほぼ固まった黄身がねっとりと濃厚で美味。また、以前はスライスオニオンだったようだが、今回はゴマ油で和え粗挽き黒コショウをまぶした白髪ネギに変わっていた。これもこの醤油スープとはよく合う。ソテーしたコーンが入るのは変わりないが、以前よりも量は減っているみたいだ。
 スープや具材に手がかかっているのがよく分かる美味しい一杯だった。ただ、スープについては何が使われているのかもう少し分かりたい気がする。次はWHITEでより詳しく知ることができるだろうか。

・お気に入り度:〇+

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